社団法人広島県不動産鑑定士協会会長ご挨拶

 

会員の皆様のご支援に感謝するとともに、会長就任に際して、一言ご挨拶申し上げます。

私の協会運営の基本は、コンプライアンスとガバナンスです。

昨年、社団法人日本不動産鑑定協会による証券化不動産に関する研修会が、東京でありました。

講師の方が、コンプライアンスについて、法令遵守と和訳されることに違和感をもっており、

その方の属する官庁のプレス発表では、法令等遵守で、等をつけることを要請しているとのことでした。          

旧来、その方の属する官庁は、監督下にある業者に対して、法令で箸の上げ下げまで指導していましたが、現在はプリンバルルールといって基本的に

守らなければならない原則理念を法令で定め、そこから外れていれば指導罰則するというのが、現在の基本的な方針とのことでした。法令遵守だと法令

に明記されていることに従っていればいい、明記されていないことをしても罰則がないと誤解されることを懸念しているとのことでした。私どもの所属してい

ます社団法人広島県不動産鑑定士協会は公益法人です。法令遵守は当然ですが、法令に記載されていないことであっても、公益法人を付与されている

その重みを受け止め、会の運営をしていきたいと思っております。公益法人制度改革について、昨年12月から法が施行され、私どもの社団法人は、特例

民法法人として5年以内に、公益社団法人か一般社団法を選択し移行しなくてはなりません

  今回の公益法人制度改革が、行われるようになった大きな理由の1つに、ガバナンスの徹底があります。最近、不明朗な会計処理の横行する公益法人

の問題が社会事件化しました。理事会が形骸化し内部統治がされていないことを問題視されているわけです。

公益法人としてコンプライアンス ガバナンスは最低必要条件です。コンプライアンス ガバナンスの重要性を今まで以上に認識し協会運営を行っていくと

ともに、理事会メンバー全員で、公益法人制度改革にむけて、私どもの士協会がどのような方向性を目指すべきか勉強し議論し、会員の皆様に提案して

いく予定です。

        また、不動産市場の健全な発展、透明性の確保のため、不動産鑑定評価の果す役割は極めて重要になっていることに鑑み、会員の皆様には研修会の

    開催や各種資料の整備等活動支援を行うとともに、市民の皆様に対しましても、無料相談会の開催や法テラスに係る相談員の配置、広島県内の地価水準

    把握に有用な広島県地価要覧の発行等を通じて社会貢献をしていく所存でございます。よろしくお願いいたします。

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